よくばりな恋
「オレ、マニアだったんやなあ」
先生が忍び笑いをたてながら胸の先端を弄ぶ。
「ーーーーーーーーーっやっ」
「感度はいいからまあええか」
弄ぶ手が激しくなる。
「・・・・・せ、先生・・・・・ん・・・・・ごはんは・・・・・?」
「翠の方が足りない」
また先生に翻弄されていく・・・・・・・・・・。
「翠」
「翠ちゃーん」
隣り合わせで座ったソファーでそっぽを向く。
・・・・・絶対返事なんかしてやんない。
「翠、機嫌直せよ」
涙目でキッと先生を睨む。
「翠」
甘い声で呼ばれて、背中から抱かれる。
「先生、ひどい・・・・・これじゃわたし外に行けない」
シャワーを浴びて、鏡を見てビックリした。
わたしの首筋も胸も、先生がつけた痕が赤い花のようにいっぱい咲いている。