memoria/primo amore【BL】
 
 近所に母方の祖父母も友達もいた住み慣れた町から引越しをしたのは、遥隆が3歳頃の事だった。

 遥隆の父親が家業を継ぐ事になったからだ。

 幼い頃引っ込み思案なところがあった遥隆は、近所のこどもと中々馴染む事が出来なかった。

 そんな時、遥隆の手を引いて連れ出してくれたのが隣の家に住んでいた『なおちゃん』だった。
 
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