【完結】クリスマスのプレゼント
飲みに行きませんか
女の告白。
『っきゃあ!…』
私は今、後輩の矢田くんにほっぺを、
むぎゅーってやられている。むぎゅーって。
「はっ…、やっとこっち向いてくれた…。もう離しませんよ?」
何を言ってるんだか。
いきなり告白されて私の過去を言い当てられて。
怒っているはずなのに、どうしてこんな事をされてるの?
もう…こうなったら睨むしかない。
『私早く帰りたいの。離してよ、矢田くんの事信じられない。』
「ちょっと…そういうの無意識でやらないでください。
それに信じられないならこれから信じればいいじゃないですか?」