コワレモノ―人類最後の革命―
家に帰った私は、裏サイトでとあるコメントを待っていた。
「まだかな…」
黒田の家でどれくらい寝ていたのかは知らないが、あれほどあった眠気は取れていた。何もすることのない今こそ、あの眠気が欲しい。
「…お、来た」
クリックして、コメントを読む。「ブラック・カーゴ」つまり、黒田からのコメントだ。
「体育倉庫にて、百瀬美麗の拉致完了」
私はそれを見ると、一目散に体育倉庫へと向かった。…何故このコメントが来ているのか。それは、スマホでもログインできるからだ。恥ずかしい話、私はそのログイン方法を知らなかったのである。
「…よし」
私の手には、カメラが一つ。体育倉庫の扉を、今、開けた。
「…尾所さん…?」
中には、計画通り黒田と百瀬さんがいた。百瀬さんは、大縄で腕と足を縛られていた。
「さてと…黒田、縄ほどいてあげて」
「おう」
縄はほどかれたものの、腕は黒田にしっかりと握られている。
「何がしたいの、あなた達…?」
「黒田、百瀬さんの体、好きにして」
「えっ!?」
百瀬さんは小さな叫び声を上げたが、黒田に押し倒されなすすべもなく床に。そしてあられもない姿にさせられた所を、私がカメラでパシャリ。そして、とどめの一言。
「この写真、黒板に貼り付けておこうっと」
「やめて! そんなことされたら私…どうしようもなくなるじゃない!」
待っていた言葉である。
「まだかな…」
黒田の家でどれくらい寝ていたのかは知らないが、あれほどあった眠気は取れていた。何もすることのない今こそ、あの眠気が欲しい。
「…お、来た」
クリックして、コメントを読む。「ブラック・カーゴ」つまり、黒田からのコメントだ。
「体育倉庫にて、百瀬美麗の拉致完了」
私はそれを見ると、一目散に体育倉庫へと向かった。…何故このコメントが来ているのか。それは、スマホでもログインできるからだ。恥ずかしい話、私はそのログイン方法を知らなかったのである。
「…よし」
私の手には、カメラが一つ。体育倉庫の扉を、今、開けた。
「…尾所さん…?」
中には、計画通り黒田と百瀬さんがいた。百瀬さんは、大縄で腕と足を縛られていた。
「さてと…黒田、縄ほどいてあげて」
「おう」
縄はほどかれたものの、腕は黒田にしっかりと握られている。
「何がしたいの、あなた達…?」
「黒田、百瀬さんの体、好きにして」
「えっ!?」
百瀬さんは小さな叫び声を上げたが、黒田に押し倒されなすすべもなく床に。そしてあられもない姿にさせられた所を、私がカメラでパシャリ。そして、とどめの一言。
「この写真、黒板に貼り付けておこうっと」
「やめて! そんなことされたら私…どうしようもなくなるじゃない!」
待っていた言葉である。