片想い



「旬華〜!」
この声は…
「里咲!どーしたの?」
里咲は中学校時代からの親友

「今日、一緒に帰らない?ちょっと買い物付き合って欲しいの!」

「ん〜、いいよ!今日は何も無いし」

「やったぁー!」

そして、里咲と近くの結構大きい
ショッピングモールに行くことになった
若い人に人気のブランドのお店とかが
沢山入ってる所なんだっ







「よし!買い物終わり!もう満足〜」

「何か軽く食べる?」
お腹空いたし〜

「そーだね!じゃあ、下いこっか」

「ん?」

「どーした?」

「ううん、なんでも無い」
私は向こう側を歩いてる人が何故だか
目に止まった
あの顔、見たことある
もしかして…優?優なの?
どうしてここにいるの?






里咲と別れて、家に帰ってる途中も
さっきの人のことを思い出してた


何処と無く優に似てた
ずっと私が見たかった顔。優の顔。
何故だか心臓がドキドキして苦しかった


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