ステキな恋が実る飴
ん。眠い。起きなきゃ。


また、あの夢を見た。



私を綺麗だと言った男の子の夢。


最近この夢をよく見る。



なんでだろう?


「エル、早く起きなさい‼」


「はーい」


お母さんが、大声で下の階から呼んでる



わたしは、アリエル・バセンド。17歳。


この王国で一番の学園に通う2年生。



私の家は貴族。


私の容姿は人とは違う。


私の髪の色は、黒。そして目の色は緑と青。
右が緑で左が青。いわゆるオッドアイ。
髪と目の色は魔法を表す何て言うくらい自分の得意魔法を示してる。

例えば、水色だと水を使った魔法。
赤だと火を使った魔法。
緑だと草や花を使う魔法。
灰色は風の魔法。

でも私は、どれかに当てはまることなく黒髪に生まれた。
魔力も感じなかったらしい。

その理由は、今もまだ誰も知らない。私は、その力を隠して生きている。
この力は、知られてはならない。

私のこの力は、国を守る最大の武力になる。そして何より、国の争いの種になってしまう。

私の最大の力は、大切なものを守ること以外に使うつもりはない。


幼い頃は、親族からは「キモチ悪い」「気味が悪い」「不吉な予兆だ」とさんざん言われてきた。

しかし、両親は私をとても可愛いがってくれた。愛情いっぱいに育ててくれた。




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