恋の味【更新中】



どれくらい走ったのか。

ここがどこなのか。

白雪には全く持って理解できていなかった。


「はぁ…はぁ…」

ただひたすらに、乱れた呼吸を整えようとする。


「…あーあ、親に怒られるな。」

今日初めて、夏樹が口を開いた。











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