恋の味【更新中】
夏樹のことを知れば知るほど、彼の魅力的な雰囲気に飲まれていく自分がいて、そんな自分は嫌だけど嫌じゃない、良く分からない感情。
違うんだ。
本当は自分でも分かってる。
そんなんじゃない。
そんなんじゃないんだ。
それからは、学校でも廊下ですれ違ったりする時にお互い目を合わせて、
「よ」とか、ちょっとした挨拶を交わすようになった。
これは、白雪にとっても、夏樹にとっても、大きな変化であった。