恋の味【更新中】


彼と別れてから、帰路に着く。

はぁ…と盛大にため息をついて、一歩踏み出す。


…そうか。
そういえば白雪、モテるんだったよな。


小学生の時からそうだった。

白雪の事を見ている奴は何人もいた。




アハハッと笑い合う女子の声。


ードン


地面を見つめて歩いていた俺は、何かに肩をぶつけた。


「あ、ごめんなさい」

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