生徒会長に恋しちゃうなんて
田之倉「こっちこそごめん、大丈夫?」

美紅「たっ田之倉‼︎」

田之倉「あっ、美紅さん
ん?どうした?」

美紅「えっ?」

田之倉「えっ?って泣いてるじゃん」

私は走ることに夢中で、
泣いてることを忘れていた。

美紅「あっ…泣いてない泣いてない‼︎」

田之倉「俺の前で、嘘つかなくても
いいんだよ」

美紅「たのぐぅら」

私は田之倉の胸の中でめちゃくちゃ
泣いた。

田之倉はずっと、私を抱きしめて、
頭をポンポンしてくれた。

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