生徒会長に恋しちゃうなんて
今日は美紅と一言も話さなかった。
美紅は何度かコッチを見てきたけど、
話しかけられはしなかった。
昨日みほが
私と美紅をいじめるって
話してるのを聞いたときは、
すごくすごく怖かった。
でも、私の好きな人をそこにいた、
友達が言ってくれたから、
私はいじめられずに済んだ。
私は小学校の時一時期
いじめられてた。
なにも理由なしに、いじめられて、
すごくすごく怖かった。
いじめは理由がなかっただけに、
1ヶ月くらいで、終わったけど、
今となってもそれがトラウマで、
つい、人に気を使っちゃったりしてる。
でも、美紅だけは違った。
美紅には、ありのままの自分を
見せれた。
中学に入ってからでも、
いじめは何回かあった。
けど、助けたら自分がって思って
全て見て見ぬ振りをしてきた。
いじめは一時のものであって、
全て気づけば終わっていた。
だから、美紅のいじめも
すぐ、終わるだろう。
美紅を無視するのは、辛いけど、
もう、あんなの嫌だ。
よりによって、
中心角はみほだ。
私がいじめられた時もみほだった。
みほにはとりまきがいつでも、
いる。
その子達と、みほによって、
いじめが進行されていく。
逆らったら自分がいじめられる。
それは、暗黙の了解として、
クラスの女子達の中で、流れた。
だから、誰も止めようとしない
みほ達が無視しろって言ったら、
無視しなくては、ならない。