生徒会長に恋しちゃうなんて
私は山尾に目線を向けた
山尾が頷いた
恐らくいいよってことだろ

華「そだね、でも、このこと誰にも
言わないでほしい」

田之倉「分かった…」

山尾「で、俺に話したいことって?
授業さぼるほどだからある程度
想像つくけど、話して」

華「うん…みほがいじめ辞めないって」

山尾「は?なんで俺のこと手に入れて
満足じゃないのかよ」

華「私もクラスの女子達もみんな
そう思ってた。でもみほが美紅には
他にも恨み?あるから続けるって
今日は女子全員、1人1回足かけやれ
って…やらなかったらいじめるって


涙がいつのまにか出てきた
止めようとしても止まらない
そしたら、山尾がハンカチを
貸してくれた

山尾「そうか。ありがとうわざわざ
ちっ俺も舐められたものだな」

田之倉「ねぇ、ちょっと待って
美紅さんいじめられてるの?
俺、話についていけないんだけ
ど…1時間あるんだから」

山尾「分かった、話すよ」


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