生徒会長に恋しちゃうなんて
そして、科学館とうちゃく!
「ついたよー」

華の嬉しそうな声がイライラした。
友達だから、応援しないと。
イライラしちゃだめ。
自分をなんとか押さえつけた。

私がひとりで、そんなことをしていると、

「みくさん!入らんの?」

田之倉が声をかけてくれた
私だけ、立ち止まっていたようだ。

「あっうん!入るよ!」

すごく嬉しかった。
私の事を気にしてくれていて。
私は今までのことなんかすっかり
忘れて、とっても楽しく科学館を4人で
まわった。
台風のやつや、サーモグラフィーなど、とにかく楽しかった!

一部を除いては…

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