生徒会長に恋しちゃうなんて
科学館の中に極寒ラボというのがあった
おもしろそうだから、私たちも
やることにした。
チケットをとるために並びその待ち時間は、男女別れて男子はほかを見に行き、女子は並んだ。
その時、華と電車の中での話の続きをした。
「美紅、電車のなかでさ、いったじゃん、田之倉が好きだって」

「美紅は好きな人いないのー?
教えたんだから、教えてよ★」

「いないよ!元々男子に興味ないし」

いやいや、あります
けど、言えないよ
目ぱっちりで、スタイルもいい華に
比べて、メガネだし、スタイルよくないし、勝てる気がしないし、
何より今までの関係が壊れそうで怖い。

「ふーん」

ほっよかった。
でも、嘘つくのもつらいなぁ。

店員「それでは、チケットお配りします。ゆっくりとお進みください」

ちょうどいいころあいに田之倉たちも戻ってきて、無事4人分チケットを手に入れることができた。

それから時間までは、まだ回っていないところをまわった。
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