日常に毒はツキモノだそうです。
第二章

少女、陽炎に迷う。





数学の授業が子守歌に聞こえる。




「茅沙……ずれて。私、眠い。」





「はいよ。」





茅沙の背中に隠れて寝る作戦。







ちなみに後ろの席は、私の隣と合わせて二つしかないため、周りにはバレない。








ということで寝た。
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