49日間の想い出
―「…ちゃんっ、みいちゃん!」
純くんの声で目覚めるなんて
幸せな夢だなあ。
今日はきっと良い日に…
―「ちゃん、みいちゃん?」
「え?な、な、なんで純くん?!」
「なんでって、みいちゃん倒れちゃったから」
「え、うそ?!い、いつ?!」
「さ、さっき、ほら…」
純くんの顔が赤くなって…
赤くなって…
…?
「ああああ!!!」
お、思い出した…
考えるだけでも恥ずかしい。
「思い出してくれた?」
「も、ちろんですうう…」
そこからの記憶は、ない。