可愛い先輩に惚れちゃいました
そして帰り

笠立『灯矢く~ん♪帰ろっ?』

また笠立先輩だ
私がいるときによく先輩にアプローチをかけるけどわざとだよね…
それにめっちゃ抱きついてるし……

近田『1人で帰りたいんだけど……』

と先輩は笠立先輩を横に除ける

笠立『きゃっ♡先輩照れないで♡』

周りの人も苦笑いしてるよ…ww
ていうかあの二人、もうつき合ってるのかな……
胸が痛いよ……

私は耐えられなくなり、目に涙が溜まった
足が震えて動けないよ……

『こっちこい!!』

と私の手をさっと引いてくれたのは隼人だった、なんでこんなに優しいんだろ…
とっさに涙が流れた

「ヒック…うぅ…」

『もう泣くなよ…』

「…っだってっ…」

少し時間が経って私は泣き止んだ

『なぁ…話があるんだけど…聞いてくれるか?』

「え?うん…いいよ…」

隼人は真剣な顔をしてこっちを見てくる

『俺さ…前川が好きなんだよ……』

「へ…?」

『可笑しいよな…こんな時に告白なんてさ……』

「隼人…」

『わかってたよ…前川が先輩のことを好きなこと、でもわかってても気持ちを伝えたかった』

「ごめんね、隼人せっかく告白してきたのに、気持ちに答えられなくて」

『いいよもう、これからも仲良く、よろしく』

「うん!」

『じゃあな!』
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