鳥の様に
「鳥だけと言うより、動物大好きです。」

「そっかー!」

亜夢ちゃんはすごい奇麗だから、男達がみとれていた。

                       ☆
「亜夢ちゃんどこから来たのぉ〜?』

「どこかな。分かんない。」

「亜夢ちゃん!私のグループに入らない?」

また来た。

私にも毎日の様に『私のグループに入らない?!』と聞いてくるんだ。
一番人気のグループだ。

えっと。。。。。 
起蘭羅(きらら)ちゃんだっけ。

リーダーは。

輝かしい名前だ。

私なんて、ただの羽弥だ。
                         ☆
「じゃあ将来の希望を作文にまとめましょう!」

そんなの無い。
いや。ある。

鳥になりたいっ!

私は作文を書き始めた。

『将来、私は鳥になろうと思っています。鳥じゃなくてもいい。ただ、
自由になりたいです。他に何もいらない.お金も、愛も。自由になりたい。自由になって、また一から始めれば良いんです。
私は自由になりたい。』

出来た。

「先生。出来ました。」

「早ー!」

出来たと言ったのは私ではなかった。

亜夢ちゃんだ。

「おぉ!すごいな!いきなり!」

と先生は笑った。

「そうか〜動物の医者か〜すごいなぁ」

と先生はまた褒める。
真剣な夢だな。
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