大人しい彼の裏顔
「じゃあ、今日の夜8時にcleaね!」と言って席を立った里菜の後ろ姿を見て苦笑いする。
「コンパか…」
ヤることしか頭にない男子がほとんどなんだけど…なんて、思いながら学内のカフェから見えるあの人を見てしまう。
大学に入って1年と少し、里菜に誘われて何回か行くコンパにもそろそろ嫌気がさしてきた。
「あー、なんであたしに興味を持つ男子ってロクでもないんだろう…」なんて呟いてみるけど、見る目がないんだよね
彼氏が出来ても浮気されてたり、本命じゃなかったり…
コンパにくるやつは大抵軽い。
「凛ちゃん」と不意に呼ばれて振り向くと…
「竹宮先輩…こんにちは」
「一人?」
「はい。竹宮先輩は今日は彼女さんとご一緒じゃないんですか?」
「あー、芽依?
あいつなら、あそこ」と指差す先には…
気になる彼…
「コンパか…」
ヤることしか頭にない男子がほとんどなんだけど…なんて、思いながら学内のカフェから見えるあの人を見てしまう。
大学に入って1年と少し、里菜に誘われて何回か行くコンパにもそろそろ嫌気がさしてきた。
「あー、なんであたしに興味を持つ男子ってロクでもないんだろう…」なんて呟いてみるけど、見る目がないんだよね
彼氏が出来ても浮気されてたり、本命じゃなかったり…
コンパにくるやつは大抵軽い。
「凛ちゃん」と不意に呼ばれて振り向くと…
「竹宮先輩…こんにちは」
「一人?」
「はい。竹宮先輩は今日は彼女さんとご一緒じゃないんですか?」
「あー、芽依?
あいつなら、あそこ」と指差す先には…
気になる彼…