私は確かに愛してしまった
必要なものをかごに入れ、一足先に指定された部屋へ。
シャワーを軽く浴びてメイクを直す。



どうせまたお客様とシャワーを浴びるんだから。
どうせまたメイクなんて崩れるんだから。



そう思うしかったるいけど仕方ない。



誰だって汗にまみれた小汚い女を進んで抱きたいとは思わないだろうし。
< 12 / 143 >

この作品をシェア

pagetop