私は確かに愛してしまった
でも風俗で働き、もう自分をなくし始めた私にそれはあまりに辛すぎた。
心も体ももうボロボロで。

優夜というかすかな光に縋って生きてきたのに。






優夜は私を見ていない。







それがはっきりわかった瞬間だった。
幸せな夢はとても残酷に覚めたのだ。
優夜の顔をみたくなくて私はホスト通いを止めた。
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