私は確かに愛してしまった
しかし困った。
私は人と話すのが苦手だ。
サービスしないとなると120分間話続けなければいけないのではないか。


長い長い時間になりそうだ。
珍しく、憂鬱だと思ってしまった。


「君、名前綺麗だよね」

「え?…ありがとうございます」

「詩の唄…君にぴったりだ」

ふっと笑う彼に私も微笑みかえす。
綺麗なんて飽きるほど言われた。
< 24 / 143 >

この作品をシェア

pagetop