私は確かに愛してしまった


首をコキコキならしながら鞄にまたケータイを突っ込むと着替えを取り出す。



「詩唄ちゃんお疲れーー」

「リナさん、お疲れさまです」


リナさんはナンバーツーの先輩風俗嬢。



茶髪の長い髪をいつもぐるっぐるに巻いている。
唇もつやつやしたピンクでいつも甘い香りがする。

ケバいのを覗けば美人だ。
< 38 / 143 >

この作品をシェア

pagetop