私は確かに愛してしまった
「煙草…買わなきゃ」



ほぼ灰になった煙草を捨て、マンション付近のコンビニに向かう。

するとそこで私は見つけてしまったのだ。


今思えば、あそこで見つけてしまわなかったら。
声をかけなければ。



未来は変わっていたのかもしれない。



これは必然か運命か。



信じていなかった神に何度も何度も問いかけた。
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