私は確かに愛してしまった


小さいときから蝶よ、花よと温室でちやほや育てられてきた母が、ひとりぼっちで子供を育てるなんてもちろん出来ず。



父親にもならない男との子供なので、両親にも頼れずに、毎日が不安と絶望にかられる地獄だったに違いない。

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