私は確かに愛してしまった
家に帰ると何台ものパトカー。

さっきからサイレンが異常になっていたから何かあったのだろうか?と気になっていたが
まさか家だったなんて…。

嫌な胸騒ぎがした。



警察の必死の制を振り払って家の中に押しはいった。
普段なら必ず出迎えに来る二人がいない。





部屋の奥を覗くと…







毒々しい深紅の血溜まりの中に少し前まで微笑みを交わした二人がいた。

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