【短編】ヤクザのキミ。




身体を重ねると、


お母さんの瞳を思い出す。





あの時、


あんなにも、

泣いていたなんて。




「…好きだぜ」


「…うん」




「ほら…、どうなんだよ…?」


「え…??」




光る彼の瞳。


もう捕らえられていて。




逃げれない。




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