もう一度、君と笑う時に。




ただ俺は、無意識に進学先を東京にしていた。




特に成績が悪いわけじゃなかったから、推薦も難なく取れて、むしろもっと上の大学を目指せるぞ?と先生に言われたぐらいだ。




それでも俺は





「東京一本で行きます」





夏が終わる頃にはそう決断していた。









< 26 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop