大粒のナミダ

ガタンっと音がして、ぱっと横を見ると、勢い良く立ちあがったらしい桑田くんがいた。

「なぁ、お前さぁしつけーんだって、わかんねーの?俺は、お前みたいなけばい女は好きじゃねーの。金輪際俺に一切関わるなよ。早く出てけ糞びっち。」

「…っ!!!はるとなんかしらない!!!」

そう言うと泣いて飛び出していった女の子。

わぁ、桑田くんそんなひどいこと言わなくても…。

女の子が出てくと、イスに再び座った桑田くん。
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