大粒のナミダ

「…なに?」

「あっ、ごめん!!いや、わたしは全然大丈夫だよ!!なんか、うん、逆に!ごめんね!じゃ、また、またね!!」

私はあわあわして、噛みながら話した。
そして、思いっきり廊下に飛び出す。

その瞬間。

どんっっ!!!!

「っ?!」

勢い良く飛び出したら、誰かとぶつかったみたいだった。


あ…これ…

一気にいろんな記憶がフラッシュバックされる。

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