沖田総司と運命の駄犬




私は、部屋を出て、庭に出た。




梓「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。」




ギュッと、自分の体を抱きしめる。




土方さんの匂いが、自分からする・・・。




心が、潰れそうに痛い・・・。




何で?



沖田先輩に、勘違いされたから?




私の世話役を辞めたいって言われたから?





それとも、土方さんにも、世話役を拒否られたから?




どのみち、私は、二人にとって、邪魔者でしかないんだ・・・。



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