沖田総司と運命の駄犬
沖田先輩は、夕方に帰って来たようだったが、すぐに、土方さんの部屋に呼ばれて行ってしまった。
きっと、占い屋忠兵衛の事、話しているんだろう。
私は、どうしたいんだろう・・・。
帰りたい?それとも、このままここにいる?
でも、向こうに帰ったとしても、別人として生きなくてはいけない。
それでも、以前なら、帰りたいと即答していただろう。
でも・・・。
今は違う。
ここの人達と・・・。沖田先輩と離れたくない。
沖田先輩と離れるなんて、考えられないよ・・・。
沖田先輩は、なんて言ってくれるかな?
一緒に居て欲しいって言ってくれるかな?
そんな事を考えていると・・・。