沖田総司と運命の駄犬
沖田「失礼しますよ!」
僕は、土方さんの部屋に入る。
土方「お前、今から、見廻りだろうが?さっさと行け。」
沖田「はい。今から、行きますよ?梓をお願いしたくて・・・。」
土方「ふん。仲直りしたのか?」
沖田「はい。おかげさまで。一つ報告が・・・。」
僕は、山南さんの事を話した。
土方「はぁ・・・。やっぱり、史実通りかよ・・・。」
沖田「し?なんですか?」
よく聞こえなかった。
土方「いや、何でもねぇ。で?梓を預かれってことか?」
沖田「はい。手を出さないで下さいね?」
土方「それは、約束出来ねぇな。」
沖田「昨日、僕達、恋仲になったんです。」
そう言うと、土方さんは、固まった。
土方「は?」
沖田「だから、梓と僕は、恋仲になって、まぐあったんです。だから、手を出さないで下さいね?あ!でも、恋仲になったというのは、まだ、梓には言わないで下さいね?今、からかい中なので。」
土方「はぁ?」
僕は、経緯を話す。
土方「だったら、梓は、お前のこと・・・。」
何か、土方さんが、言おうとした時、隊の子が、僕を呼びに来た。
沖田「では、お願いしますね?」
僕は、立ち上がり、部屋を出た。