沖田総司と運命の駄犬
土方「総司!報告を今、受けて・・・っ。」
梓を抱いている僕を見て、土方さんは、全て悟ったようだった。
土方「ダメだったのか・・・?」
僕が、コクリと頷くと、土方さんは、冷たくなった梓の頬に触れた。
土方「梓・・・すまねぇ・・・。すま・・・っ。」
僕は、梓を、自分の部屋に連れて行き寝かせた。
沖田「梓・・・こんな事になるなら、帰そうとするんじゃなかった・・・っ。君のためだって思ったのに・・・っ。バカ梓・・・っ・・・んで・・なんで・・・死んじゃうんだよっ!」
僕は、一日中、梓の手を握りしめて泣いた。