沖田総司と運命の駄犬
選択
気がつくと、私は、どこかわからない、真っ白な所にいた。
梓「ここどこ・・・?」
すると、どこからか、声がする。
「お前は、本当に、あの男が言うように駄犬よのぉ。あのまま帰っておれば、平穏な生活に戻れたものを・・・。」
誰?てか、耳には声が聞こえるのに、姿が見えないよ・・・。
梓「誰ですか?」
「そんな事より、選べ。お前の行きたい行き場所は、どこぞ?」
そんなの決まってる。
梓「そんなの!沖田先輩の所に行きたいっ!」
「くくっ。そうか・・・。やはり、わしが、目を付けただけのおなご・・・。良きに計らってやる・・・。しかし、この道は、短いぞ・・・。覚悟して行け・・・。」
すると、道が一つ浮かび上がってきた。
短い?どういう事?
でも・・・。
ここが、沖田先輩の所に繋がっているなら私は行く。
私が、その道に進み出すと、また辺りが真っ白になった。