沖田総司と運命の駄犬
私は、井戸に顔を洗いに来た。
顔を、洗っていると、沖田先輩が来た。
沖田「ねぇ、梓・・・。昨日、どうして、脱走したの?」
本当の気持ち言っても良いよね?
梓「帰りたかったんです・・・。ここでは、私にとっては、沖田先輩しか頼る人がいないのに、その沖田先輩は、私の事、覚えてないし、というか、知らないし・・・。ここに居る意味無いじゃないですか!だったら、帰りたいと思うのは、当たり前じゃないですか?」
涙が、こぼれてきた・・・。
沖田「梓・・・。」
梓「だから、もう一つの手がかりの占い屋を探してたんです。結局、迷子になって、終わりましたけど・・・。あ・・・。ご迷惑おかけしてすみませんでした。」
私は、それだけ、言うと、その場を、離れた。
梓「どこ行こ・・・。」
沖田先輩の部屋にいると、沖田先輩と顔を合わせる。
何故か、沖田先輩の顔は、今は、見たくなかった・・・。
そうだ・・・。
私は、土方さんの部屋に向かった。