沖田総司と運命の駄犬
気かつくと、辺りは、明るくなっていた。
ここどこだっけ?
見上げると・・・。
梓「っ!・・・沖田先輩!?」
私は、沖田先輩の膝枕で寝ていた。
沖田「おはよう。」
梓「おはようございます。」
沖田「しっかし、よく寝てたね?心配してるみたいな顔しといて、急いで、帰って来たら、気持ち良さそうに、寝てるし。しかも、人の袴、ビッチャビチャによだれで汚すし!忠犬が、聞いて、呆れるよ。」
梓「ご、ごめんなさい!ってか、先輩!怪我してる!大丈夫ですか?いつの間にか、寝てしまったみたいです・・・。って、ちゅ、忠犬なんかじゃありませんっ!」
沖田「怪我は、大丈夫。じゃあ、駄犬か・・・。」
梓「犬じゃないっ!」
沖田「ぷっ!」
一所懸命、抗議していると、土方さんが来た。
沖田・梓「おはようございます。」
土方「おぉ。芹沢隊長が、何者かに襲われた。これから、葬儀の準備だ。総司、お前は、梓を連れて、屯所に戻っておけ。葬儀には出なくて良い。」
沖田「はい。」
私達は、屯所に戻った。