沖田総司と運命の駄犬

沖田「梓っ！」




姿が、見えた途端、僕は、梓を抱きしめていた。



ガバッ。




梓「なっ！」




何で、こんな事してんの？僕。



恥ずかしさを、隠すため、新選組の事を告げる。



沖田「聞いて！なんと、僕達、壬生浪士組から、新選組って名前に変わったんだっ！会津藩から、名前を頂いたんだよっ！凄いでしょ！？」





梓「新選組・・・。知ってます！知ってます！その名前！おめでとうございます！先輩！大出世ですねっ！」





沖田「知ってるって・・・。バカな梓が、この名前は、知ってるの？」




初めて、梓が、ここの事で知ってると言った。



梓「バカは余計ですけど！知ってます！結構、テレビとか、映画なんかでやってます！人気で、ゲームになったり！」




沖田「てれび？げえむ？？？」




梓「とにかく、有名なんです！」




沖田「そっか・・・。へへっ。バカな梓が、知ってるくらいなんだから、有名になったんだろうね！」




梓が知ってる位だ。




僕達は、名前が残ったんだ。




新選組だけでなく、近藤先生と土方さんの名前は残ってて欲しいな。




僕は、梓を連れて宴会に行った。