沖田総司と運命の駄犬
いざ、幕末へ。
沖田先輩に、用意する物リストのメモを渡されたが・・・。
9割、お菓子の名前・・・。
しかも、プレミアムチョコって・・・。
ゲーセンのヤツじゃんかっ!
私は、プレミアムチョコを、獲得するため、クレーンゲームをしている。
梓「ちょっと、上手くなってるし・・・。」
結構、取れたから、もういっか・・・。
この他にも色々と、準備する。
そして、約束の日。
私は、荷物を抱えて、占い屋 忠兵衛に行った。
沖田「じゃあ、行こっか!」
前から、思ってたけど、すっごく、軽く言うよね・・・。この人・・・。
ドキドキしてきた・・・。
何だか怖い。
ヤだけど、仕方ない。
梓「沖田先輩・・・。て・・手を繋いで、貰えませんか?」
沖田「えー。ヤダ!」
梓「なっ!・・・あなたのお願いを聞いてるんだから、ちょっとは聞いてよっ!」
沖田「仕方ないなぁ。はい!」
そう言うと、沖田先輩は、私の手を握った。
私は、深呼吸をして、案内された、扉の前に立った。
忠兵衛「ふふふっ。さぁ、運命の片道切符だ。楽しんでらっしゃい。振り返らないで下さいね?」
梓「片道って、どういう・・・キャッ!」
忠兵衛さんに、聞こうとすると、扉が開き、目の前が、光に包まれた。