沖田総司と運命の駄犬
辺りが、真っ白になった。
しばらくして、うっすら目を開けると・・・。
梓「っ!」
そこは、占い屋ではなく、町の外れの空き地らしい所。
梓「え・・・。本当に、タイムスリップしてきたの・・・かな?」
辺りを見ても、わからない・・・。
そうだ!沖田先輩!
どこ行ったんだろう?
元はと言えば、先輩が、一緒に来てって、言ってたし、それに、守るって、言ってくれた。
私は、人が、いそうな場所まで行った。
長屋が、連なる道を歩く。
高い建物は、一切無く、アスファルトも電柱もない。
あるのは、土の道と、低い一階建ての家のみ。
梓「やっぱり、タイムスリップしたみたい・・・。」
そう言えば、沖田先輩は、どこ行っちゃたんだろう?まさか、私を、置いて帰った?
今までの沖田先輩を思い返す・・・。
・・・・・・・・・。
うん、あり得るな。