sunshine of my life-切ナイ恋物語-
仲間の中で
女の経験人数が1人なんて
俺だけだった。



もちろん俺はまゆだけなんだけど
そのことで馬鹿にされることもあった。




人数を競ってるわけではないけど
思春期の男子の中では当たり前のような会話だった。




まゆのこと好きだっていう前提だけど
正直他の女に興味はあった。




他の女だったらどう反応するんだろうかとか
胸の柔らかさとかそんなこと
妄想することもあった。



まゆに嫌われる為に
俺が密かに思ってたことを口にだしてみたりした。



そういうこと言う方が
まゆを傷つけることになるのに
ガキだった俺は
そんな事考えもしなかった。

< 127 / 315 >

この作品をシェア

pagetop