sunshine of my life-切ナイ恋物語-
30分くらいすると
綾乃がやってきた。


なんとなく見たことあるようなやつ…




印象はそんな感じだった。



隆史『おお笹本!久しぶり~』


綾乃『あ、久しぶり…です』


俺『………』


夏美『拓人が紹介してって言ったんだからなんとか言えば?ほら、綾乃も緊張しないで』


俺『…どーも』


綾乃『こ、こんにちわ』


隆史『別に知らない仲じゃないんだから早速番号交換したら?』




綾乃と特に話をすることもなく
隆史に促されて番号を交換することにした。



綾乃はおとなしい感じで
おっとりとした子だった。
顔はまぁ普通。
可愛くないわけではないけど可愛いわけでもない。
まゆとは比べ物にならなかった。


この日から俺は
まゆと会いながら綾乃と連絡をとる日々が続いた。


綾乃は電話やメールで
俺の事をよく聞いてきた。
自分の話もよくしてきた。

まぁ鬱陶しいわけではないけど
マメじゃない俺には
少し憂鬱だった。


でも、まゆから離れる為には
綾乃を利用するしかないんだ。



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