sunshine of my life-切ナイ恋物語-
「本当に元カノ?」
『そうだよ、だって付き合ってねーもん』
「なんだ…良かった…」
『何言われた?』
「拓人くんとどういう関係なのか聞かれた…友達って答えたけど…で、彼女いるの知ってて連絡取ってるのか聞かれて…」
綾乃から話を聞くと
あの気の強いまゆが
言いそうな言葉ばかりだった。
『今から綾乃ちゃん所行ってもいい?』
「あ、うん。外で待ってる…」
正直、
綾乃に告白する気持ちにはなれなかった。
だけど
これから綾乃をうまく利用していく為には
ここでちゃんと埋め合わせをしておかないと…
俺はバイクを飛ばして
綾乃の家の近くのコンビニに向かった。