sunshine of my life-切ナイ恋物語-


「本当に元カノ?」



『そうだよ、だって付き合ってねーもん』



「なんだ…良かった…」



『何言われた?』



「拓人くんとどういう関係なのか聞かれた…友達って答えたけど…で、彼女いるの知ってて連絡取ってるのか聞かれて…」






綾乃から話を聞くと
あの気の強いまゆが
言いそうな言葉ばかりだった。





『今から綾乃ちゃん所行ってもいい?』



「あ、うん。外で待ってる…」





正直、
綾乃に告白する気持ちにはなれなかった。




だけど
これから綾乃をうまく利用していく為には
ここでちゃんと埋め合わせをしておかないと…



俺はバイクを飛ばして
綾乃の家の近くのコンビニに向かった。
< 162 / 315 >

この作品をシェア

pagetop