sunshine of my life-切ナイ恋物語-
拓人を裏切ってしまって、本当は会うのが怖かった。





一時間半後、
地元に着いた私は、
拓人のタバコとコーヒーを買って、拓人の家に向かった。





剛の事はバレたくない。



だから深呼吸をして気持ちを落ち着かせた。





拓人「遅い!」





拓人の家に着くと
私からタバコとコーヒーを受け取り、読んでいた漫画を、そのまま読み続けた。
私はぼーっと
拓人の傍に座っているだけ。





なんだ…
やっぱり私、都合よく使われてだけなんだね。






私は家政婦じゃないよ…


召し使いじゃないよ…




来るんじゃなかった。







それなのに
拓人の事が好きって気持ちが邪魔して

拓人の機嫌を損ねることはしたくなくて

だから拓人の言う通りにするしかなかった
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