sunshine of my life-切ナイ恋物語-
もうしないから
ごめんねと
フラフラしながら追いかけてくるまゆを
抱きしめてあげる余裕もなかった。
細い身体で
俺の背中をギュッと抱きしめてくれるまゆは
暖かかった。
コンビニの駐車場で
2人で泣いた。
あぁ、俺はずっと
まゆに愛されていたんだな……
その気持ちをわかっていながら
裏切り続けてた俺は本当に最低だ。
まゆにずっとツライ思いをさせてきた
罰が下ったんだ。
大切な人を大切にしてあげることができなかった俺への罰。
こんな事になってようやく
まゆの大切さが見に染みてわかるなんてな。