sunshine of my life-切ナイ恋物語-
一通り支度をして急いで家を出た。
 




拓人と電話をしてからちょうど15分だった。



コンビニに行くと拓人の車が停まっていて、
窓越しに目が合うと、
優しく微笑んでくれた。





『おはよう!』





「痛い…?」




『…大丈夫。』




「ごめんね…こんなにしちゃって…」






拓人はそう言って頭を撫でてくれた。





少しでも暗い雰囲気を打ち消そうと
ヘラヘラ笑って見せた。




『拓人だって、フロントガラスヤバイよ?クモの巣張ってるじゃん。よく前見えるね!』



「これは…自業自得だから。まゆの傷の方がこのガラスより大きいでしょ。」



『やめよ!もう、お互いに傷ついたんだし。ちゃんと真面目に話そ。』



「俺も、ちゃんとケジメつけるから!」

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