sunshine of my life-切ナイ恋物語-
この浩介のことを
少しでも好き等という感情がまゆにあるなら
俺は容易く
庇っているまゆを
見過ごすわけにはいかなかった。




いくら
”浩介とはなにもないよ。信じて”
と言われても
なにか隠していると思われるまゆの言葉は
信じられなかった。




メールも全部見せると言っていたけど
見られて困るものは消去してしまえば
跡形もなく消えるし
俺は自分の目で見て
信じることができるまで
まゆを信用できなかった。



それくらい
ずっと不安に押しつぶされそうだった。





俺は浩介と話をして
何もないと聞くまでは
信じない。
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