sunshine of my life-切ナイ恋物語-
最初はとても幸せな夢をみた。
安心していたからだろう。
とてもぐっすり
深く眠っていた。
暖かい優しい空気の中で
俺とまゆが幸せそうに微笑んでるような夢。
でもそれが
少しずつ暗い空気になり
幸せそうだったまゆの顔が
俺を睨みつけている。
「あんたなんて好きじゃない」
「あんたなんて好きじゃない」
「あんたなんて好きじゃない」
ずっと連呼させて
気づけばまゆは
知らない男と一緒に
知らない方角へ向かって行ってしまった。
男の顔は暗くて見えなかった。
まゆ…
まゆ…
まゆ…!!!
いくら叫んでも
まゆは振り返ってはくれない。
なんで…
また1からやり直そうって誓ったのに…
そう思い、目が覚めた俺の目から
涙がこぼれていた。