sunshine of my life-切ナイ恋物語-
寝ぼけていて
まゆが遠くへ行ってしまったことが
現実なのか夢なのかわからなかった。





辺りはもう暗くなっていて
部屋の中は真っ暗だった。



真っ暗闇の中
携帯のメールを知らせるランプの色が点滅していた。



携帯目掛けて手を伸ばし
待受画面を確認すると
時計は22時を回っていた。



まゆからのメールが1件受信していた。



病院終わって家に着いた事を知らせるメールだった。



あぁ、そうか。
まゆに家に帰ってきたら連絡するように言ったんだ。





ここでようやく
あの悪夢が夢でよかったと
肩をなで下ろした。
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