sunshine of my life-切ナイ恋物語-

次の日の朝
バイト先に行く支度をしていると、
拓人の両親が謝りにやってきた。






拓人の両親を中へ通して、
私の両親と私、5人でテーブルを囲って座った。






中へ入るなり
拓人のお父さんは土下座をした。





拓人父「まゆちゃん、ごめん!!」





『えっ…ちょっと、やめて下さいよ…』




拓人父「拓人のせいで大事な顔に傷を負わせて…本当にごめん!!」




『もう大丈夫ですから…顔上げて下さい。』





顔を上げたものの
拓人の両親は正座をしたままだった。





そしてそれからうちの両親にも頭を下げて静かに話しはじめた。





拓人父「うちにも娘が居ますから、女の子の顔に傷をつけてしまったことの重大さはわかってるつもりです。本当に申し訳ありませんでした。息子ともちゃんと話しをしました。」





うちの父「起きてしまったことですからもうしょうがありません。うちでは、娘と拓人君は二度と会わせません。」





『ちょっとお父さん!!勝手な事言わないでよ！』




うちの両親「だめだ。もう別れなさい。これから先、男なんていくらでもいる。拓人君にこだわる必要あるのか？」






『お父さんには関係ない！私と拓人の問題なんだから！』





そう言い放ち
私は部屋に戻ってきてしまった。




それからうちの親と拓人の両親はしばらく話し合いをしていたみたい。